弊社では、インジェクション加工牛肉(未加熱冷凍食肉加工製品)を 商品商標 『雪華肉』 というブランド名で製造販売しております。
ご本人様が、全く食肉加工品について一般的な情報をお持ちでないのでありましたら、まずは食肉通信社の刊行誌 『食肉通信』 等業界紙で、現在の食肉事情、食肉加工品の一般情報を収集ください。
食肉通信は、食肉業を専業にしている会社ならどこでも購読している一般的な情報誌になります。
信用の置ける食肉業者様が、身近なお知り合いにいるのであれば、そこにお尋ねされるか、直接食肉事情通の機関にご質問されてみて、取材の案件について、現在の国内外の一般的な情報/概念/方向性を把握される事を、まずはお勧め致します。
現在、未加熱の加工牛肉製品というものには複数の種類があります。
● 硬い牛肉をやわらかくする調味液に漬けたり、肉を調味液とタンブリングする事で肉質をやわらかくする、やわらか加工牛肉製品。
● 硬い牛肉を細かく挽肉にして、牛脂肪と結着剤を混ぜ合わせて固めた、いわゆる結着整形肉製品。 スーパーなどで見かける綺麗なサイコロカット状のステーキ製品がこの製品になります。
(ラベル表示に、牛肉以外の材料が記載されているので分かります)
● インジェクション加工牛肉製品。 当社でつくっている雪華肉はインジェクション加工牛肉になります。牛肉に調味液をインジェクションし、分散させた製品です。
他にもずっと以前からつくられている、ハンバーグの生パテ製品、スライスした牛肉に焼肉タレを絡めたタレ漬け製品、ローストビーフ、牛のタタキなどの未加熱加工の牛肉製品というのもありますが、大体上記の3種類が近年の新しい未加熱加工牛肉製品だと思います。
牛肉を材料とするところ、製品が一般の生鮮食材牛肉よりも安価である事、お召し上がりの際は、十分加熱する事が必要という事まで同じです。
(生食用のローストビーフ、牛タタキは、未加熱のままお召し上がり頂ける製品です)
各製品の異なる点は、つくり方(製造方法)が違うことです。
案件の取材をする為に、ネット検索から当社のHPを確認され 観覧されておられるのだと思います。 お読み頂けます事 最初にお礼申し上げます。
業界トップのマスコミであり、しっかりとした情報を取材する事を目的とされているのだと思いますので、何卒、現場取材と急かずに、下記内容をご参考までにどうか一読ください。
弊社では、インジェクション加工牛肉のみ製造していますので、お答え出来る内容は、インジェクション加工製品のみになります。
その他の加工牛肉製品については、加工設備、機械や、製造経験がありませんので、知識がない為お答えが出来ないのが理由です。
インジェクション加工牛肉・雪華肉についてはこちらと、
こちらのページ下の『うんちく欄』 を参考ください。
サイコロステーキ製品と雪華肉の違いにつてはこちらを参考ください。
当社がインジェクション加工牛肉をつくっている理由はこちらをご覧ください。
インジェクション加工した牛肉が安価になる理由についてはこちらをご覧ください。
現在日本は、食品加工の技術が進んでいる為、世界一 未加熱加工牛肉製品を製造開発している国だと思います。
それらは、安価な牛肉加工品(食材)としてつくられて、主に業務用食材を主流として流通していると思います。
その為、一般の方には製品そのものの情報が知られず、いつも末端であるお客様、消費者様に製品に関わる事件、事故などが発生した時、その製品がマスコミに取り上げられ議論をされるのではないかと思います。
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by工場長
2009/10/3 |
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